しています。労働力の活用という観点から、どのようにしてこの2つを結びつけるか、つまりインフォーマル・セクターからの労働力をフォーマルな部門に組み入れるか等を検討すべきだと思います。 同じような意味で、日本では中高年の問題があります。若い労働力がどんどん減る一方で、中高年の労働力がどんどん増えているのです。高齢者といっても、元気で経験豊かな人たちです。このような何十年間も勤続した後に退職していく人たちをどのように活用したら良いかという問題です。 一方、いわゆるインフォーマル・セクターというのは、ほとんどが若い人たちで、大変重要な労働力です。ですからどのように、フォーマルなセクターとインフォーマルなセクターが連携を持つか、そしてインフォーマル・セクターから労働力を吸収していくかということが問題だと思います。 プラソップ議長: どうも黒田先生ありがとうございました。
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